ソニーのスマートフォンブランド「Xperia」が2025年も継続される可能性が浮上しました。著名なリーカー「Ricciolo」がX（旧Twitter）で、次期モデル「Xperia 1 VII」の登場を示唆する投稿を行ったのです。一方で、ミドルレンジのXperia 10シリーズについての言及がなく、廃止の可能性も指摘されています。

Xperiaシリーズは近年、年間のリリースモデル数を減らしており、2024年には「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」の2機種のみとなりました。こうした状況から、Xperiaブランドが終焉を迎えるのではないかとの憶測も広がっていました。しかし、2025年も新モデルが登場するとなれば、シリーズ存続への期待が高まります。

Xperia 1 VIIの登場でシリーズ存続か 2025年モデルの最新情報

ソニーのスマートフォンブランド「Xperia」が2025年も継続される可能性が高まっています。著名リーカーのRicciolo氏がX（旧Twitter）で、「Xperia 1 VII」の登場を示唆する投稿を行ったことから、新モデルへの期待が高まっています。ただし、Xperia 10シリーズに関する情報はなく、ラインナップの整理が行われる可能性もあります。

これまでXperiaシリーズは毎年新モデルを発表してきましたが、近年は販売台数の減少に伴い、リリースされる機種数も縮小傾向にあります。2021年には7機種が登場したものの、2024年は「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」の2機種のみとなりました。こうした状況から、一部ではシリーズ終了の懸念が広がっていましたが、最新のリーク情報により、2025年もXperiaブランドが存続する可能性が浮上しています。

Xperia 1 VIIのカメラ性能に期待 すべてのレンズがExmor Tセンサー搭載へ

2025年の新モデル「Xperia 1 VII」では、カメラ性能の大幅な進化が期待されています。特に、ソニー独自のイメージセンサー「Exmor T」がすべてのリアカメラ（メイン・超広角・望遠）に搭載される可能性があると報じられています。このセンサーは「デュアルレイヤー・トランジスタピクセル技術」を採用しており、より多くの光を取り込むことができるため、暗所撮影時のノイズ低減や画質向上が期待できます。

また、カメラ配置の見直しが行われる可能性も指摘されています。従来のレイアウトでは、望遠カメラが他のカメラと隣接していましたが、これを変更することでセンサーサイズの拡大が可能になるとされています。センサーサイズが大きくなることで、より高精細な写真撮影が可能になり、スマートフォンのカメラ性能としてはトップクラスの仕上がりになる可能性があります。

ソニーはカメラ技術に強みを持っており、スマートフォン向けイメージセンサー市場では大きなシェアを占めています。Xperiaシリーズの売上は他社に及ばないものの、高いカメラ性能を求めるユーザーには根強い支持を得ています。Xperia 1 VIIでは、よりプロフェッショナルな撮影体験が期待できるでしょう。

Xperiaシリーズは存続するのか 2025年以降の展開は不透明

Xperiaシリーズの存続は、長年にわたり議論されてきました。これまでにも「Xperiaブランドが終了するのではないか」との噂が何度も浮上していましたが、そのたびに新モデルが発表され、ブランドは存続してきました。しかし、近年のモデル数削減や販売台数の低迷を考えると、今後の展開が不透明であることは間違いありません。

2024年前半、ソニーのスマートフォン市場における世界シェアは3.5％で、3.5百万台の販売にとどまりました。この数字は、アップルやサムスンといった主要メーカーと比較すると大きな差があります。一方で、ソニーはスマートフォン向けのカメラセンサー事業で確固たる地位を築いており、自社のスマートフォン事業を継続するかどうかの判断が迫られる状況です。

Xperia 1 VIIの登場が決定したとしても、それがシリーズ存続を保証するものではありません。今後の市場動向や販売実績次第では、さらなるラインナップの縮小や戦略の見直しが行われる可能性もあります。2025年モデルがXperiaブランドにとってどのような意味を持つのか、注目が集まります。

Source：PhoneArena