Honorの新型スマートフォンとみられるデバイスが、7,800mAhの大容量バッテリーとSnapdragon 7 Gen 4を搭載する可能性があるとリークされました。著名な情報提供者Digital Chat Station(DCS)が公開したこの情報では、デバイス名は明かされていないものの、Honor 400 Proに関するものであると推測されています。
また、今回のリークによると、このデバイスには1.5K解像度のLTPSディスプレイが採用されるとされ、従来のHonor 400シリーズと異なる仕様が示唆されています。さらに、DCSはこのスマートフォンがHonor 400ではないと発言しており、より大型でカーブデザインを持つモデルである可能性が高いとのことです。
Honor 400 Proの特徴 7,800mAhバッテリーとSnapdragon 7 Gen 4の組み合わせ

Honor 400 Proとされるスマートフォンのリーク情報が登場し、特にバッテリーとチップセットの性能に注目が集まっています。
最新のリークによれば、このデバイスには7,800mAhの大容量バッテリーが搭載されているとされ、これまでのHonorシリーズの中でも最大級の電池持ちを実現する可能性があります。スマートフォンのバッテリー容量は一般的に4,000〜5,000mAhが主流ですが、7,800mAhともなれば、長時間の連続使用が可能になると考えられます。
さらに、Honor 400 ProにはSnapdragon 7 Gen 4(SM7550)が搭載されると報じられており、ミドルハイクラスのスマートフォンながら、高い処理能力が期待されています。このチップは、前世代のSnapdragon 7+ Gen 2と比較して、電力効率の向上やAI処理能力の強化が図られている可能性があり、ゲームやマルチタスクのパフォーマンス向上が期待されます。
また、このデバイスのディスプレイには1.5K解像度のLTPSパネルが採用されるとのことで、鮮明な映像表示が可能になるとみられています。高解像度ディスプレイと大容量バッテリーの組み合わせは、動画視聴やゲームプレイにおいて利便性を大きく向上させるでしょう。バッテリー性能や処理能力を重視するユーザーにとって、注目すべきモデルとなりそうです。
Honor 400 ProのデザインとHonor 400との違い
今回のリークでは、Honor 400 Proとみられるスマートフォンのデザインに関する情報も一部明らかになりました。DCSは、リーク情報のスマートフォンがHonor 400ではないことを明言しており、これまでのHonor 400シリーズとは異なるデザインが採用される可能性が指摘されています。
Honor 400シリーズには、6.5インチのフラットOLEDディスプレイ(1.5K解像度)を採用するモデルと、6.78インチのクアッドカーブスクリーンを搭載するモデルが存在すると報じられていました。DCSのコメントから判断すると、今回リークされたデバイスは後者のクアッドカーブスクリーンを採用したモデルである可能性が高いと考えられます。
クアッドカーブスクリーンは四辺のベゼルを極限まで薄くするデザインで、没入感のある画面体験が得られるのが特徴です。
また、Honor 400が比較的コンパクトで軽量なフラットディスプレイモデルであるのに対し、Honor 400 Proはより大型で、デザイン的にもプレミアムな要素が加えられている可能性があります。大容量バッテリーの搭載による重量の増加が懸念される一方で、より洗練されたデザインやエルゴノミクスの工夫によって、手に持った際の快適さがどのように確保されるのかも注目されるポイントとなりそうです。
Honor 400 Proの競合機種と今後の展開
Honor 400 Proの正式発表は今年5月に予定されており、市場ではOppo Reno 14シリーズやVivo S21シリーズと直接競合することが予想されています。これらの機種は中国市場を中心にミドルハイクラスのスマートフォンとして展開される予定で、性能や価格帯のバランスを重視した製品となるでしょう。
Honor 400 Proが競合製品と差別化を図るポイントとして、大容量バッテリーやSnapdragon 7 Gen 4の搭載が挙げられます。たとえば、Oppo Reno 14シリーズやVivo S21シリーズがバッテリー性能よりもカメラ性能や充電速度を重視する場合、Honor 400 Proは電池持ちの良さを武器に長時間の使用を求めるユーザーをターゲットにする可能性があります。
また、Honorは近年、ハイエンドモデルのMagicシリーズだけでなく、ミドルクラスの製品にも力を入れており、Honor 400シリーズはその戦略の一環とみられます。特に中国市場においては、ミドルクラスのスマートフォンが幅広いユーザー層に支持されており、今後の発表で価格設定や追加の機能が明らかになることで、より具体的なターゲット層が見えてくるでしょう。
Honor 400 Proがどのような位置づけの製品として登場するのか、正式な発表が待たれます。
Source:Gizmochina