Google Pixel 9aの公式画像とされるものがリークされ、新色「アイリス(パープル)」を含む4色のカラーバリエーションが明らかになりました。さらに、Pixelシリーズの象徴だったカメラバーのバンプが消滅し、わずかに盛り上がる程度のフラットなデザインへ変更されている可能性があります。
また、リーク画像にはGoogle Gemini AIアシスタントへのアクセスや盗難防止機能などの主要なAndroid機能も確認され、IP67相当の防水性能が維持される可能性も指摘されています。正式発表は2025年3月19日と予想されており、Googleの発表が待たれます。
Pixel 9aのカメラデザインが変化 伝統のカメラバーが消滅か

Google Pixelシリーズの特徴だった「カメラバー」のデザインが、Pixel 9aでは変更される可能性が指摘されています。リークされた画像では、従来のようなバー状の出っ張りがなくなり、カメラ部分がわずかに盛り上がる形になっています。この変更により、従来のPixelシリーズとは異なる印象を与えることになりそうです。
カメラバーは、Pixel 6シリーズから続くデザインの象徴ともいえる存在でした。特にPixel 7やPixel 8では、アルミフレームと一体化したデザインが採用され、シンプルながらもユニークなスタイルを確立していました。しかし、Pixel 9aのリーク画像を見る限り、Googleはこのデザインを一新し、よりコンパクトでスリムな形状を目指している可能性があります。
デザイン変更の理由は明らかになっていませんが、背面の突起を減らすことで持ちやすさを向上させたり、ケース装着時のフィット感を良くする狙いがあるのかもしれません。ただし、これまでのPixelユーザーにとっては、象徴的なデザインの変更がどのように受け入れられるのかが気になるところです。今後の正式発表で、このデザインがどのような評価を得るのか注目されます。
新色パープル「アイリス」登場 個性的なカラーバリエーション
Pixel 9aには、新たに「アイリス(パープル)」というカラーが追加されることがリーク画像から明らかになりました。これまでのPixelシリーズでは、ブラックやホワイト系のベーシックな色に加えて、ブルーやオレンジなどの鮮やかなカラーが登場することもありましたが、パープルは比較的珍しい選択肢といえます。
今回のカラーバリエーションは、「オブシディアン(黒)」「ポーセリン(白)」「ピオニー(ピンク)」、そして「アイリス(紫)」の4色が確認されています。特にアイリスは、過去のPixelシリーズにはないカラーリングで、個性的なデザインを好むユーザーには魅力的な選択肢となりそうです。
スマートフォンのカラーは、ユーザーの個性を表現する要素の一つです。これまでPixelシリーズは、シンプルながらも特徴的なカラーネーミングや質感で差別化を図ってきました。今回のパープルがどのような質感や仕上がりになるのかはまだ不明ですが、過去のPixelモデルと同様に、マットな仕上げや光沢感のあるデザインが採用される可能性があります。正式発表での詳細が待たれます。
防水性能はPixel 8aと同等の可能性 水しぶきの画像が示唆
リークされたPixel 9aの画像の中には、水しぶきがかかった状態のものが含まれていました。このことから、Pixel 9aはPixel 8aと同様にIP67規格の防塵・防水性能を備えている可能性が高いと考えられます。IP67は、一定の水深(1m程度)で短時間の水没に耐えられるレベルの防水性能を意味しており、日常的な使用での水濡れには十分対応できる仕様といえます。
Pixel 8aもIP67対応で、防水・防塵性能が強化されたモデルとして登場しました。そのため、後継機であるPixel 9aも同じ仕様を維持することは自然な流れといえます。ただし、現時点ではリーク画像からの推測に過ぎず、Googleが実際にどのような防水性能を採用するのかは正式発表を待つ必要があります。
防水性能の向上は、アウトドアやキッチンなどの水回りでスマートフォンを使用する人にとって重要なポイントです。IP68レベルの完全防水には及ばないものの、IP67でも十分な耐久性が期待されます。正式な発表が行われれば、防水・防塵に関するより詳細な情報が明らかになるでしょう。
Source:TechRadar