Googleの次期スマートフォン「Pixel 10シリーズ」が、GSMAの規制リストに登録され、その存在が明らかになりました。今回確認されたのはPixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Foldの4モデルで、Googleが着々と次世代機の準備を進めていることがうかがえます。
これまでの傾向から、Pixel 10シリーズは8月に発表される可能性が高く、昨年のPixel 9シリーズと同様に発売スケジュールが前倒しされるかもしれません。また、Pixel 10シリーズでは新型チップセット「Tensor G5」の採用が期待されており、パフォーマンスやバッテリー効率の向上が見込まれます。
今後、さらなる情報が明らかになることで、デザインや機能面での進化が詳しく分かるでしょう。Pixel 10シリーズがどのような新しい体験を提供するのか、期待が高まります。
Pixel 10シリーズに折りたたみモデルが登場か?GSMAリストから見える新たな展開

Pixel 10シリーズには、Pixel 10 Pro Foldというモデルが登録されており、Googleが折りたたみスマートフォン市場への参入を継続する姿勢を示しています。Pixel Foldシリーズはこれまで1年に1回のペースで新モデルが発表されており、今回のリストからもその流れが維持される可能性が高いと考えられます。
Googleの折りたたみスマートフォンは、サムスンのGalaxy Z Foldシリーズと競争する形で進化してきましたが、Pixel 10 Pro Foldがどのような改良を施されるのかが注目されています。現行モデルのPixel Foldは、耐久性やヒンジの強度、アスペクト比に関する課題が指摘されてきました。新型では、より頑丈なヒンジ構造や、折り目の目立たないディスプレイ技術の採用が期待されています。
また、Pixel 10シリーズにはTensor G5チップが搭載される見込みですが、折りたたみモデルにも同じプロセッサが採用されるとすれば、性能の向上だけでなく、バッテリー持続時間の改善にも期待が集まります。Googleがどのようなユーザー体験を提供するのか、今後の詳細発表が待たれます。
Pixel 10シリーズのモデル構成から見えるGoogleの戦略とは?
今回のGSMAリストにはPixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Foldの4モデルが登録されており、Googleがハイエンドモデルに特に力を入れていることが分かります。特に、Pro XLという新たなモデル名が登場しており、これまでのPixelシリーズにはなかった新カテゴリーが追加される可能性が浮上しました。
これまでGoogleは、無印モデルとProモデルの2種類を展開してきましたが、XLという名称が加わることで、大画面志向のユーザーに向けた特別な仕様が用意されるのではないかと推測されます。例えば、より大容量のバッテリー、ハイエンドなディスプレイ技術、カメラのさらなる強化が考えられます。
また、エントリーモデルである「Pixel 10a」がリストには含まれていないことから、発表がまだ先になる可能性があります。Googleは近年、廉価モデルの投入タイミングを本シリーズから数か月遅らせる傾向があり、今回も同様のパターンが予想されます。こうした戦略の背景には、ハイエンドモデルを先に市場に投入し、ブランド価値を高める狙いがあるのかもしれません。
Source:Android Authority