OnePlusは、最新フラッグシップ「OnePlus 13」シリーズのOSアップデートポリシーについて正式な声明を発表しました。出荷時に搭載されているAndroid 15はアップデート回数に含まれず、今後4回のOSアップデートが提供されることが確認されました。これにより、OnePlus 13とOnePlus 13RはAndroid 16から19までのアップデートを受け取ることが保証されました。
OnePlus 13シリーズのOSアップデート方針 公式発表で明確化

OnePlusは、OnePlus 13シリーズのOSアップデートに関する公式方針を発表しました。出荷時のAndroid 15はアップデート回数に含まれず、今後Android 16、17、18、19の4回のOSアップデートが確約されました。この方針により、OnePlus 13およびOnePlus 13Rのユーザーは長期間の最新ソフトウェアを利用できることが保証されました。
さらに、セキュリティアップデートについても従来の5年間から6年間に延長されることが明らかになりました。このアップデートの提供頻度や内容については詳細は明かされていませんが、最新のセキュリティ対策が長期間にわたり適用される点は、OnePlusデバイスの価値を高める要因となるでしょう。
今回の発表により、一部で報じられていた「出荷時のOSバージョンをアップデート回数に含めるのではないか」といった懸念は払拭されました。OnePlusのユーザーは、今後のOSアップデートの方針に安心してデバイスを使用できる環境が整ったと言えます。
OnePlus Watch 3のOSアップデート期間も延長へ
OnePlusはスマートウォッチ「OnePlus Watch 3」に関するOSアップデート方針も正式に発表しました。これによると、OnePlus Watch 3は発売後3年間にわたり主要なWear OSアップデートを受け取ることが決定しました。具体的には、2026年にWear OS 6、2027年にWear OS 7へのアップデートが予定されています。
また、前モデルのOnePlus Watch 2についても、Wear OS 5およびWear OS 6のアップデートが提供されることが明らかになりました。加えて、2024年から2026年までの3年間は、四半期ごとのセキュリティアップデートが適用されることが保証されています。
これにより、OnePlusのスマートウォッチは長期間にわたって最新のOS機能やセキュリティパッチを受けられることになります。スマートフォンと同様に、長期的なソフトウェアサポートを提供する姿勢が明確になったことで、Wear OSデバイスを利用するユーザーにとっても安心できる要素となるでしょう。
OnePlusのOSアップデート方針は業界標準となるか
近年、スマートフォンメーカー各社はOSアップデートの長期保証を強化しています。Samsungは一部のフラッグシップモデルに対して7年間のOSアップデートを提供すると発表しており、GoogleもPixelデバイスで同様の長期サポートを導入しました。今回のOnePlusの発表は、こうした業界全体の流れを受けての動きと考えられます。
ただし、OnePlusは4回のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートという方針を選択しました。他社と比較するとOSアップデートの回数はやや少ないものの、セキュリティサポートを1年延長することでバランスを取っているように見えます。この方針が、ユーザーにとって十分な保証と感じられるかどうかは今後の市場の反応次第でしょう。
また、スマートウォッチ市場においても、長期的なアップデート保証を提供する動きが広がる可能性があります。Wear OS搭載デバイスのアップデート期間はメーカーごとに異なりますが、OnePlus Watch 3の3年間のOSアップデート保証は、他社のスマートウォッチと比較しても十分な水準です。今後、他のメーカーもこれに追随する形でアップデート方針を見直す可能性があるかもしれません。
Source:Android Headlines