Googleの新型スマートフォン「Pixel 9a」が、米国FCC(連邦通信委員会)の認証を取得しました。これにより、WiFi 6Eや5G、Bluetooth、NFCのサポートが確認され、ワイヤレス充電機能も搭載されることが判明しています。

さらに、Pixel 9aはGoogleの自社製チップ「Tensor G4」を搭載すると予想され、最大256GBのストレージと5,100mAhの大容量バッテリーを備えると噂されています。発売時期については2025年3月26日に発表され、予約は3月19日から開始される可能性が高いとの情報もあります。

また、今回のリークでは、新モデルのカラーバリエーションが「オブシディアン(黒)」「ポーセリン(白)」「アイリス(青)」「ピオニー(ピンク)」の4色で展開されることが示唆されています。価格は128GBモデルが約87,000円、256GBモデルが約103,000円となる見込みです。

Pixel 9aのワイヤレス充電対応は何を意味するのか

Pixel 9aがFCC認証を取得したことで、ワイヤレス充電に対応していることが明らかになりました。これまでGoogleの「a」シリーズは、コストを抑えるためにワイヤレス充電機能が省かれていました。そのため、今回の対応はシリーズにとって大きな進化と言えます。

ワイヤレス充電が可能になれば、充電ケーブルの抜き差しの手間が省けるだけでなく、デスク上をすっきりと整理できるメリットもあります。また、近年ではMagSafeのようなマグネット式の充電アクセサリーが普及しつつあり、Pixel 9aも同様の充電環境に適応する可能性が考えられます。ただし、充電速度や互換性の詳細についてはまだ明らかになっていません。

この新機能は、Pixelシリーズの中でも上位モデルとの差別化が減ることを意味します。特に、Pixel 8シリーズと比較してどの程度の充電性能を持つのかが注目されます。また、ワイヤレス充電が追加されたことで、バッテリーサイズが5,100mAhと大容量である点がより活きる可能性があります。これにより、長時間の利用が可能になり、充電の手間を大幅に削減できるかもしれません。

Pixel 9aのカラーバリエーションとデザインの変化

Pixel 9aは、「オブシディアン(黒)」「ポーセリン(白)」「アイリス(青)」「ピオニー(ピンク)」の4色展開になることがリークされています。これまでの「a」シリーズは、比較的シンプルなカラーバリエーションが多かったため、今回のラインナップはより幅広いユーザーの好みに対応するものとなるでしょう。

特に、ピンク系の「ピオニー」や淡い青色の「アイリス」は、これまでのPixelシリーズにはなかった新しい色合いです。スマートフォン市場では、カラーバリエーションが購入の決め手になることも少なくないため、選択肢が増えたことでユーザーにとっての魅力が向上しそうです。また、これらのカラーが光沢仕上げなのか、マット仕上げなのかによっても印象が変わります。

デザイン面では、最近のPixelシリーズと同様にカメラバーを備えたスタイルになると予想されます。過去のリーク画像では、Pixel 8シリーズのデザインを踏襲しつつ、エッジがより丸みを帯びた形状になると示唆されていました。持ちやすさや質感の向上が期待されるため、Pixel 9aのデザインは機能面だけでなく、見た目の美しさにもこだわりが見られるかもしれません。

Source:Gizmochina